みなさん、こんばんは！

エレマックス「中の人」です🌟

今回は、賃貸契約における退去時のトラブルで最も多い「原状回復」について、その基準を明確にした「原状回復に関するガイドライン（通称：東京ルール）」をご紹介します。

🛠️  原状回復とは？

「原状回復」とは、借主が退去時に部屋を借りたときの状態に戻して返却することを指します。
しかし実際には、「どこまで戻せばよいのか」という線引きが曖昧で、

• 「この壁紙の汚れも借主負担なの？」
  
  

• 「日焼けで床が変色したけど、これも原状回復に含まれるの？」
  
  

といったトラブルが後を絶ちません。

📑 東京ルールとは？

正式には「賃貸住宅紛争防止条例」に基づき、東京都が策定したガイドラインです。
東京都内で賃貸契約を結ぶ際には、貸主がこのガイドラインの内容を書面で借主に説明する義務があります。

✅ 主な内容

🔹通常使用による損耗・経年劣化は貸主負担
　例：家具設置による床のへこみ、日焼けによるクロスの変色　など

🔹借主の過失・不注意による損傷は借主負担
　例：タバコのヤニ汚れ、壁に開けた穴、飲み物をこぼして床を傷めた場合　など

📝なぜこのルールが重要なのか？

借主・貸主の双方が「原状回復の責任範囲」を共通認識として持つことで、
⚠️トラブルの未然防止につながります。

また、賃貸オーナーとしても、ガイドラインに沿った対応を行うことで借主からの不信感を抱かれにくくなり、🤝 強い信頼関係を築くことによって訴訟リスクの低減にもつながります。

■ まとめ：東京ルールを理解し、健全な賃貸経営を

今後の賃貸経営においては、ガイドラインをしっかりと理解し、借主と対等かつ明確な契約関係を築くことが重要です。

賃貸契約は“対等な契約”である以上、対応には「感情」や「前例」ではなく、明確な基準が求められます。

当社としても、オーナー様に不利益が生じないよう最大限に配慮しつつ、借主様に対してもルールに則ったご請求を行ってまいります。

エレマックスでは、常にオーナー様の賃貸経営を応援し、全力でサポートしています。

ご相談等は公式LINEにてお気軽にお問い合わせください！