マンションの大規模修繕とは?工事の内容と流れを解説
みなさん こんばんは☺
エレマックス「中の人」です。
マンションを購入した時は新築でも、時間が経過すると古くなっていき劣化してしまいます。どうメンテナンスをすればマンションの安全性と価値を守れるんでしょうか?
そこで「大規模修繕」が必要なんです。
でも、そもそも大規模修繕とはなんでしょうか?
◼︎マンションの大規模修繕とは?
マンションの大規模修繕は、劣化した建物や設備を定期的に修繕することです。普段は行いにくい建物本体の工事や共用部分の改修が対象となります。大規模修繕は13年から16年ごとを目安に行われるのが一般的です。
◼︎大規模修繕のメリットは?
建物の安全性と資産価値を維持することを目的に行われます。
時間とともに建物や設備が劣化してしまうため、定期的に修繕を行う必要があります。
特に紫外線や風雨にさらされる外壁や屋根のひび割れ、塗装やタイルの剥がれ、汚れが発生します。このような劣化が進むと水漏れのような構造的な問題に繋がることがあります。
窓枠・サッシ、バルコニー・ベランダ、廊下や階段などの共用部、配管などの部分も劣化が進みやすく多くの大規模修繕の対象にされます。
このような建物や設備の劣化を修繕をしなければマンションの住みやすさやイメージの低下によって売却時の価格や賃貸としての貸出賃料を下げざるを得なくなってしまいます。これを防ぐためには定期的に修繕が必要です。
◼︎大規模修繕のコスト
マンションの大規模修繕には、1回の工事で一戸あたりおおよそ150万円
前後の費用がかかります。総戸数が100戸のマンションの場合、修繕費用は約1.5億円となる計算です。
修繕積立金は、将来の修繕に備えて積み立てておくお金で、平成30年度の調査では平均金額が約1万円となっています。ただし、計画的に積み立てている場合であってもインフレや工事人件費、材料費の値上がりの影響で今後はこの平均金額が上がる可能性が高いと考えられます。
◼︎マンションの大規模修繕の流れ
どのような流れでマンションの大規模修繕が進められるのかを簡単に6つの工程に分けて解説します。
◼︎大規模修繕中の生活
大規模修繕のようなおおがかりの工事はコスト的な負担だけではなく、日常の生活にも影響を及びます。例えば、洗濯物が干せなくなってたり、窓を開けられなくなったり、ベランダのものを室内にしまうなどの影響があります。他には騒音や振動、交通や駐車場の制限、共用部の使用制限もある場合があります。
このような不便は修繕中のストレスを軽減しなるべくスムーズな工事のためには事前の通知や説明の上、居住者の理解と協力が必要になります。
マンションを購入した際には大切なマイホームの安全性と資産価値を守るために大規模修繕をしっかりと理解し、協力をしましょう!
ご質問やご相談がありましたら、お気軽に公式LINEアカウントにお問い合わせください!
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