事故物件ってどうゆうこと?―多面的な存在の理由
みなさん こんばんは☺
エレマックス「中の人」です。今週も1週間お疲れ様です!
さて、みなさんも「事故物件」という言葉、聞いたことありますよね?
興味を引くと同時に、嫌だなーと思う人も多いはず。
とはいえ、明確に説明できる人はいないのでは?
そこで今回は、事故物件とは何なのか。その全貌と事故物件にまつわる小ネタをご紹介します!
事故物件の定義
事故物件とは、過去に「事件性がある出来事」によって、「その場で人が死んだ」物件を指します。
具体的には「殺人」「自殺」「死者が出た事故」などが起こった物件。
しかしながら明確な定義づけはされておらずケースバイケースでの判断になります。
例えば、老衰で孤独死の場合、すぐに発見できていれば事故物件扱いではないですが、長期間放置され特殊清掃を要する場合は事故物件となります。
(参照:宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン)
告知義務
不動産業者は事故物件の旨を、買主や借主に伝えなければなりません。
ただし、これにも明確な時期(いつまで)など決められていません。
ガイドラインには
■事案発生から概ね3年が経過した後は、原則として告げなくてもよい
■買主・借主から事案の有無について問われた場合や、社会的影響の大きさから買主・借主において把握しておくべき特段の事情があると認識した場合等は告げる必要がある
と記載。発生ベースでチェックする必要があります。
心理的影響
事故物件が及ぼす最も大きな影響は心理的なもの。
過去に起こった出来事を知ることで、不安になる人がほとんどかと。
(個人的には本当にビビっています。こわい…)
心理的影響は「心理的瑕疵」と言われ、不動産としての価値が低下する傾向に。
法的に価格を下げなければいけないといった決まりはないですが、心理的な影響を考慮して価格を下げて募集や販売をするケースがほとんどです。
将来的に売却や賃貸を考えているオーナーにとっては、重要なデメリットとなりますね…
事故物件に住む人々
そうはいっても「あえて」事故物件に暮らす人が一定数存在するそう。(すごい…)
超常現象への興味や好奇心を持つ方。
安い賃料がメリットととらえる方。理由は多種多様です。
本当に何も気にならなければ、相場賃料より20-30%ほど安く暮らせるのでお得かもしれません…
ちなみに一昔前は、事故物件に住むバイトがあったみたいですね…
(今は概ね3年の告知義務があるため、無くなったと言われています)
事故物件の多面性
事故物件は、心理的瑕疵がある反面、お得と感じる人もいる多面的な存在です。
マンション管理会社として、事故物件を含む全ての物件に対して、オーナー様や入居者様が安心して暮らせるようサポートしていくことが使命となります!
今日は、事故物件ってどうゆうこと?を解説しました!
次回は「不動産テックの最新トレンド」についてご紹介いたします!
来週 4月12日(金)20:00投稿!お楽しみに∼☺
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